韓国の免税はいくらから?やり方・空港での手続きと還付額を解説【2026年】

韓国の免税対象となる購入金額と空港手続きを紹介する、買い物袋と税金還付機のイメージ 空港アクセス・準備
韓国のタックスリファンドは原則1会計15,000ウォン以上から。対象店舗・商品の条件と、即時還付・事後還付の違いを確認しましょう。(画像はイメージ)
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韓国フライト案内人 M

韓国在住5年目・渡韓歴12年以上の「韓国フライト案内人 M」です。

韓国行きの航空券選び、航空会社の比較、空港での移動や旅行準備を、実体験と公式情報をもとに分かりやすく解説しています。

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韓国の免税(タックスリファンド)は、原則として対象店舗での1会計15,000ウォン以上の買い物から利用できます。ただし、その場で税金分を差し引く「即時還付」と、空港などで後から受け取る「事後還付」では、金額条件と手続きが異なります。

帰国日に慌てないためには、買い物の時点で「レジで免税が完了したか」「空港で手続きが必要か」を確認しておくことが大切です。

韓国の免税は、まずこの4点を確認

  • 最低購入額:原則1会計15,000ウォン以上
  • 即時還付:1会計100万ウォン未満、滞在中の対象購入額合計500万ウォン以下
  • 事後還付:購入時に還付書類を受け取り、出国時に必要な確認・申請をする
  • 還付額:購入額の10%がそのまま戻るわけではない

情報確認日:2026年10月16日。この記事は、日本から短期観光で訪れる方の物品購入を中心に解説しています。

  1. 韓国の免税はいくらから?最低金額と制度別の上限
  2. Duty FreeとTax Refundの違い
    1. Duty Freeは最初から免税価格で購入する仕組み
    2. Tax Refundは街中の対象店舗で利用する税金還付
  3. 韓国で免税を受けられる人・商品・必要なもの
    1. 短期の外国人観光客が主な対象
    2. 対象商品は未開封・未使用で持ち帰る
    3. 買い物時と空港で準備するもの
  4. 韓国の免税でいくら安くなる?10%が戻るわけではない
  5. 韓国の免税のやり方|店頭で確認する3ステップ
    1. 1.購入前に免税対応か確認する
    2. 2.パスポートを提示し、即時還付か事後還付か確認する
    3. 3.レシート・還付書類を保管する
  6. 韓国の免税手続きは空港でどうする?帰国日の流れ
    1. 1.商品を預ける前に、免税手続きがあると伝える
    2. 2.出発ロビーのキオスク・税関で反出確認をする
    3. 3.出国手続き後、指定の窓口・機械で還付を受ける
    4. 仁川・金浦・金海など、利用空港の案内を確認する
  7. 免税で失敗しないための注意点
  8. 韓国の免税でよくある質問
    1. 韓国の免税はいくらから利用できますか?
    2. 10万ウォン買ったら、いくら戻りますか?
    3. オリーブヤングで免税にしたら、空港手続きは不要ですか?
    4. 別の店のレシートを合算できますか?
    5. 還付対象の商品を先に預けてしまったら?
    6. 韓国在住の日本人も利用できますか?
  9. まとめ|買い物時に還付方法を確認し、空港では荷物を預ける前に相談

韓国の免税はいくらから?最低金額と制度別の上限

街中の対象店舗で利用するタックスリファンドは、1枚のレシートにつき15,000ウォン以上が基本です。別々の店舗で買った商品のレシートを足して15,000ウォンにすることはできません。

金額を満たしても、すべてのお店・商品が対象になるわけではありません。会計前に「Tax Free」「Tax Refund」の表示と、購入する商品の対応可否を確認しましょう。

韓国の免税・還付方法と購入金額の条件
方法 購入金額の条件 手続きの特徴
即時還付 1会計15,000ウォン以上100万ウォン未満。滞在中の対象購入額合計500万ウォン以下 対応店舗のレジで還付額を差し引いて支払う
事後還付・空港 原則1会計15,000ウォン以上。即時還付の100万・500万ウォンの上限は適用されない 購入時に書類を受け取り、出国時に反出確認後、還付を受ける
事後還付・市内窓口など 1会計15,000ウォン以上600万ウォン以下 パスポート・還付書類・クレジットカードなどが必要。出国時の反出確認も必要

1会計がちょうど100万ウォンの場合、即時還付の対象外です。高額商品を購入する際は、購入前に店舗へ事後還付の方法を確認してください。

出典:韓国観光公社・免税/還付総合ガイド

Duty FreeとTax Refundの違い

Duty Freeは最初から免税価格で購入する仕組み

空港や市内の免税店で見かける「Duty Free」は、対象の税金をあらかじめ免除した価格で販売する仕組みです。市内の免税店で注文し、出国時に空港で商品を受け取る商品もあります。

Duty Freeで購入済みの商品について、同じ税金をさらにタックスリファンドで受け取ることはできません。

Tax Refundは街中の対象店舗で利用する税金還付

「Tax Free」「Tax Refund」の表示がある店舗では、対象商品の税金還付を受けられます。レジで完了する即時還付も、この制度の一つです。

  • 即時還付:会計時に還付額を差し引く
  • 事後還付:いったん税込価格で支払い、空港・市内窓口などで後から受け取る

即時還付対応店で条件を満たすなら、レジで手続きを済ませると帰国日の手間を減らせます。

韓国で免税を受けられる人・商品・必要なもの

短期の外国人観光客が主な対象

日本から観光で訪れる場合は、韓国での滞在が6か月未満の外国人であることが基本条件です。購入品は、購入日から3か月以内に韓国外へ持ち出す必要があります。

韓国に居住・就労している方などは、短期観光客と同じ条件では利用できません。韓国籍の海外居住者にも別の条件があります。

対象商品は未開封・未使用で持ち帰る

衣類・靴・バッグ・化粧品などの課税商品が主な対象です。韓国滞在中に開封・使用した商品は対象外になるため、帰国前に使うものと免税で持ち帰るものを分けておきましょう。

飲食店で食べた食事などのサービスや、もともと非課税の商品は、物品購入のタックスリファンドの対象になりません。

買い物時と空港で準備するもの

  • 買い物時:本人のパスポート原本
  • 事後還付をする場合:購入レシート、還付伝票・電子還付情報、対象商品
  • 帰国日:パスポート、搭乗情報、還付に必要な書類・商品を取り出せる状態にする
  • 市内で先に還付を受ける場合:保証用などに本人名義のクレジットカードが必要になることがある

パスポートの写真・コピーだけで手続きできると思い込まず、原本を持参してください。電子対応の有無は店舗・還付事業者で異なります。

出発前の準備は、韓国旅行の持ち物チェックリストで確認できます。

韓国の免税でいくら安くなる?10%が戻るわけではない

韓国の標準的な付加価値税率は10%ですが、税込購入額の10%がそのまま還付されるわけではありません。税金の計算と、実際に受け取れる還付額は分けて考えましょう。

例えば、税抜価格10万ウォンの商品は、付加価値税10%を加えると税込11万ウォンです。この場合、価格に含まれる付加価値税は1万ウォンであり、税込額の10%に当たる11,000ウォンではありません。

付加価値税10%が含まれる場合の計算例

税込110,000ウォン ÷ 11 = 含まれている付加価値税10,000ウォン

ここから還付事業者の手数料などが差し引かれるため、実際の還付額は異なります。これは税額の説明例であり、受取額を保証するものではありません。

旧来の「一律6%」「最大6%」という覚え方も適切ではありません。会計画面・還付伝票に表示された還付予定額を確認するのが確実です。

Duty Freeの場合も、日本での販売価格より必ず一定割合安くなるとは限りません。為替、セール、クーポンを含めた最終支払額で比べましょう。

韓国の免税のやり方|店頭で確認する3ステップ

1.購入前に免税対応か確認する

レジや入口の表示を確認し、店員へ免税を利用したいと伝えます。オリーブヤングなどで買い物する場合も、店舗と会計方法によって対応が異なるため、支払い前に確認してください。

韓国語では、「택스리펀드 가능해요?(タックスリポンドゥ カヌンヘヨ?/タックスリファンドはできますか?)」と聞けば伝わります。

2.パスポートを提示し、即時還付か事後還付か確認する

即時還付なら、会計時に還付額を差し引いた金額を支払います。事後還付なら、税込価格で支払ったうえで、還付用の伝票などを受け取ります。

レジで買い物を済ませただけでは、事後還付の申請が完了したことにはなりません。還付書類が発行されたか確認しましょう。

3.レシート・還付書類を保管する

書類は帰国までまとめて保管してください。電子伝票の場合も、還付事業者名と手続き方法を確認しておくと、空港で探す場所が分かりやすくなります。

市内の窓口や機械で先に還付を受けた場合は、即時還付とは異なり、出国時に反出確認が必要です。クレジットカードの保証・申請期限なども、利用事業者の案内に従ってください。

買い物中の地図・翻訳用に、通信も出発前に準備

店舗の場所や空港の公式案内を調べるなら、現地で使える通信手段があると便利です。eSIM対応スマートフォンを使う方は、旅行日数に合うプランを確認しておきましょう。

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※PR。購入前に端末のeSIM対応・SIMロック、対象国、利用日数、データ容量・速度制限条件をご確認ください。eSIMは免税手続きの必須条件ではありません。

ほかの候補も比べたい方は、韓国旅行向けeSIMの比較・選び方をご覧ください。

韓国の免税手続きは空港でどうする?帰国日の流れ

空港で事後還付を受ける場合は、「商品を韓国外へ持ち出す確認」と「還付金の受け取り」の2段階があります。キオスクで登録した後、別の窓口・機械で受け取るケースもあるため、画面の案内を最後まで確認してください。

1.商品を預ける前に、免税手続きがあると伝える

還付対象品をスーツケースに入れて預ける場合は、チェックイン時に「タックスリファンド対象品が入っています」と航空会社スタッフへ伝えてください。

商品確認が必要になることがあるため、何も伝えず先に預けないようにしましょう。対象商品と書類は、すぐに出せる位置にまとめておくと手続きしやすくなります。

2.出発ロビーのキオスク・税関で反出確認をする

「Tax Refund」「Customs」などの案内を確認し、パスポートと還付伝票を使って手続きを進めます。税関検査の対象と表示された場合は、対象商品・パスポート・購入確認書類を税関へ提示してください。

機械での処理と、必要な税関確認が終わったら、スタッフの案内に従って荷物を預けます。仁川空港では、税関確認後に指定の大型手荷物用コンベヤーへ預ける流れが案内されています。

3.出国手続き後、指定の窓口・機械で還付を受ける

反出確認を終えたら、指定された還付窓口・キオスクなどで受け取ります。受取方法は現金・カードなどがありますが、還付事業者や機械によって対応が異なります。

カード還付は、申請と口座への反映が同時とは限りません。控えを保管し、反映時期や問い合わせ先を確認してください。

出典:韓国関税庁・Tax Refund、仁川国際空港・内国税還付案内

仁川・金浦・金海など、利用空港の案内を確認する

空港によって窓口の場所・営業時間・利用できる機械が異なります。仁川空港では第1・第2ターミナルも分かれているため、自分が出発するターミナルの案内を確認してください。

金浦・金海・済州空港などの窓口情報は、韓国観光公社の空港別還付案内でも確認できます。配置・営業状況は変わるため、当日は空港の表示やスタッフの案内を優先しましょう。

空港への到着時刻は、航空会社が案内するチェックイン・手荷物受付締切を基準に、還付手続きの時間も加えて決めてください。

免税で失敗しないための注意点

  • 還付対象品は帰国前に開封・使用しない:旅行中に使う化粧品などは、購入時に扱いを確認する。
  • 通常のレシートだけで安心しない:事後還付に必要な伝票・電子情報が発行されたか確認する。
  • 即時還付と市内での事前受け取りを区別する:市内で先に受け取った事後還付は、空港での確認が残る。
  • 還付と持ち込みルールを分けて確認する:免税対象でも、航空保安・日本の税関や検疫の制限は別に適用される。

特に化粧水・クリームなどは、機内持ち込みの液体制限にも注意してください。預け入れを予定している場合は、商品確認を受けられる状態で空港へ向かいましょう。

また、韓国で免税購入できた商品でも、日本への持ち込みがすべて免税になるわけではありません。日本帰国時は別の免税範囲と申告ルールが適用されます。高額な買い物をする方は、日本税関・海外旅行者の免税範囲も確認してください。

お土産選びは、韓国のお土産におすすめのお菓子と選び方で紹介しています。免税のために買い足すのではなく、必要なものを購入したうえで利用できる還付を確認しましょう。

韓国の免税でよくある質問

韓国の免税はいくらから利用できますか?

街中の対象店舗で利用するタックスリファンドは、原則1会計15,000ウォン以上です。即時還付には、1会計100万ウォン未満・滞在中の対象購入額合計500万ウォン以下という条件もあります。

10万ウォン買ったら、いくら戻りますか?

還付事業者、購入商品、金額などによって変わります。税込購入額の10%や、一律6%が戻るとは限りません。レジや還付伝票の予定額を確認してください。

オリーブヤングで免税にしたら、空港手続きは不要ですか?

会計時に還付額が差し引かれる即時還付が完了している場合、通常、その購入分について空港で改めて還付申請する必要はありません。税込で支払い還付伝票を受け取った場合は事後還付なので、必要な出国時手続きを行ってください。

別の店のレシートを合算できますか?

最低購入額は原則として1会計ごとの判定です。別店舗のレシートを合計して15,000ウォンの条件を満たすことはできません。

還付対象の商品を先に預けてしまったら?

すぐに航空会社や税関へ相談してください。商品確認を求められたときに提示できないと、還付を受けられない可能性があります。荷物を預ける前に伝えることが大切です。

韓国在住の日本人も利用できますか?

日本国籍だけで対象になるわけではありません。短期観光客向けの制度で、韓国での居住・就労などにより対象外になります。滞在資格や居住状況に疑問がある場合は、還付事業者へ確認してください。

まとめ|買い物時に還付方法を確認し、空港では荷物を預ける前に相談

韓国のタックスリファンドは、原則1会計15,000ウォン以上から利用できます。即時還付ならレジで、事後還付なら購入書類を受け取って出国時に必要な手続きを進めます。

買い物のたびに「免税は完了したか」「空港で何をするか」を確認し、レシートと還付書類をまとめておきましょう。帰国日は、商品確認が済む前に対象品入りの荷物を預けないことがポイントです。

次の準備は、韓国旅行の持ち物チェックリストと、韓国で使えるeSIMの比較から確認できます。

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